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窓ガラスに結露防止、断熱シートを貼る(水貼り)
冬は外気と部屋の中の温度差で窓に結露が発生します。結露を抑制する方法の一つとして、窓に結露防止用のシートという空気の層を含んだシートを貼るという方法があります。これは水で濡らした窓にぺたっと貼付けるだけなので、とても簡単です(窓の種類によって取り付けられない物もある)。また、このシートは断熱効果もあって窓からの熱のロスを防ぎ暖房効率を上げ電気代、灯油代の節約になります。(夏は部屋の冷房効果を高めます)
値段も手頃でホームセンターなどで売ってますので、結露がひどい場合や窓からの冷気がひどい時は、結露防止シート断熱シート貼りを考えてみてはいかがでしょうか?


1、貼付けられる窓かどうか調べる。
結露防止シート断熱シートもいろんなメーカーから出ています。メーカーによっては違うかも知れませんが、一般的に貼れない窓として、
・網入りガラス
・真空ニ重ガラス
・熱線反射(吸収)ガラス
・有機ガラス(アクリル板)
・ガラス飛散防止フィルムを貼ってあるガラス
・特殊ガラス、表面に特殊処理されたガラス
・すでにヒビが入ったガラス
などは、温度差によって割れる恐れがあるので貼れません。
まだ、表面がザラザラしたり凹凸のあるガラスは水貼りはできません。両面テープでとめる事になります。
また、天窓や水のかかる窓には取り付けられません。
2、ホームセンターで結露防止シート断熱シートを買う
自宅の窓の寸法を測り、結露防止シートを貼る場所を決めましょう。
結露防止シートはそれ程高くはありませんが、窓の枚数が多いそこそこお金がかかってきます。だいたい1窓分ぐらいの大きさで1000円程度で売ってます。各メーカー、商品の表面に特徴や仕様書が書いてあると思うので良く読んで結露防止シートを選びましょう。
3、結露防止シートを貼る窓を掃除する
結露防止シートは窓の内側に貼るので窓の内側を掃除して埃や汚れを良く取ります。洗剤などを使ったときは良く拭き取って下さい。洗剤や科学雑巾の成分等が残ると結露防止シートが貼り付きにくくなります。
4、結露防止シートを切る
結露防止シートを窓の大きさにカットします。はさみやカッターで切れます。
5、結露防止シートを貼る
窓ガラスの内側全体に霧吹きで水をたっぷり吹き付けます。水が足れるぐらい(下にタオルや新聞紙を敷いて養生しておきましょう)。
先程切ったシートを手で軽く押さえて貼付けます。軽くしわや浮きを伸ばします。大きくずれたら外してもう一度貼って下さい。乾くのを待って完成です。吸着力はそれ程強くありませんが、日常生活程度では十分だと思います。いらなくなったらすぐに剥がせます。
また、剥がれたら同じ要領で貼って下さい。

簡単に結露防止シートは貼れます
凹凸やザラザラのある面に結露防止断熱シートを貼る場合はガラス面の周りを縁取る様に両面テープを貼ります。その上に結露防止シートを貼ります。(ただしこの場合、剥がす時に窓に両面テープが残ってしまいます)。
6、結露防止シート注意点
結露防止シートは結露を抑制してくれますが、完璧になくす物ではありません。環境状況によっては結露を完全に押さえる事が出来ない場合があります。
ポリエチレンなどの素材なので、ストーブなど火のそばで使用しないで下さい。
経年によりフィルムが硬化剥がれをする場合(紫外線や熱の影響)貼り替えて下さい。