網戸の張り替え【網戸補修】

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住まいのプチリフォーム updated 2020-08-18

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網戸の張り替え、網戸補修

 
 
 夏は気持ちのよい空気を外から取り込み、快適にすごしたいものです。しかし網戸に穴があいていたり網が外れていたりすると、虫が入って来て困ります。そんな時は網戸の補修や張り替えを行いましょう。

 
1、網戸の張り替え1(網戸を枠から外す)

 
 まず網戸を枠から外しましょう。
 網戸の枠の上部に、留め金具(調整ネジ)が付いていて外れない様に留っています。プラスドライバーでネジを緩めスライドさせて網戸が取外せる様にします。網戸を一度持ち上げて下部の戸車をレールから外し、今度は上部をレールから外すと網戸が取れます。(網戸の種類によっては下部にも留め金具の付いているのがあります。)
 はめ殺しの網戸の場合は、網戸をはめている枠を取らないと網戸を取外せません。
 
網戸ストッパー1

網戸ストッパー

 
網戸ストッパー2

つまみをドライバーで動かすと外れる


 
網戸金具

団地の網戸の留め金具
 
 
 

 
2、網戸の張り替え2(網を買い、道具を揃える)

 
 ・網
 自宅の網戸の大きさを測り、新しい網をホームセンターで買いましょう。張り替える網戸より少し大きめに買う必要があります。量り売りで買う時は、縦は実寸より20cmぐらい長く買う必要があります(横は通常91cm)。網の目の大きさも#18、#20、#24とあります。かなり小さな虫が入って来る時は目の細かい網にしましょう。
 
 ・網戸用ローラー
 網戸を貼る時に必要になるローラーです。200円程度です。これは買いましょう。(ローラーの厚みによって、細いゴムが使われている網戸には入らないものもある)
網戸用ローラー
 
網戸用ローラー2



                    細いビート用の細いローラーがついた網戸用ローラー
 
 ・押さえゴム(ゴムビート)
 大丈夫そうなら、古いのをそのまま使えます。一緒に新しくしたいなら買いましょう。網戸の種類によってゴムビートの太さが違うので、外したゴムビートを持って行くと良いでしょう。
 
 ・カッター、はさみ、養生(新聞紙、段ボールなど)
 

 
3、網戸の張り替え3(古い網をはずす)

 
 網戸を留めているゴムビートの端を探して、キリやローラーの反対側の尖った部分を使い引き上げます。
網戸張り替え1

そのまま引っ張ってゴムビートを取ります。古い網を取り除きます。溝のゴミや枠の汚れを取り、ゴムビートをもう一度使う時はゴムビートを洗います。
 

 



4、網戸の張り替え4(網戸を張る)

 
 網を枠の上に置きます。縦部分は枠より5cmぐらい出る様にし、余分な所はカットします(横はカットしません)。たいがい、巻き癖が付いているので、巻き癖が付いている方を下にして角にドライバーなどのちょっとした重しを乗せ安定させます。
網戸張り替え2

 網の網目が枠と平行になる様に調整します。
 
 長辺から張って行きます。(右回りでも左回りでも張りやすい方で大丈夫です)
網戸張り替え3

順番は1→2→3→4です。(他の順番で張る方法もあります。後で説明します)
まず、ゴムの端をコーナーの溝にL字形に入れます。最初の部分はローラーの後ろの尖った部分で押さえ込みます。
網戸張り替え4

 
 次に網戸の長辺の溝の上にまっすぐにゴムビートを置きます。
網戸張り替え5

  うまく張るコツ網が枠と平行になっているか再度確認し、長辺のもう一方に端の溝にもゴムを入れ仮止めします。
網戸張り替え6

網が歪まない様に仮止め
 
 網を左手で軽く押さえて、網戸用ローラーで溝にゴムをはめ込んで行きます。 重要 網が曲がらない様に、枠と平行になっている事が大事です。もし、ずれていたらゴムビートを外してやり直しましょう。一番最後の部分は、仮止めを外し最後まで入れ込みます。角は後ろのヘラ部分で入れ込みます。
網戸張り替え7

仮止めを外して最後まで入れ込みます。
 
次に2の短辺部分も同じ要領でまっすぐ入れ込みます。
ポイントこの1と2が平行に曲がらず、波打たず入るかどうかが網戸を奇麗に張れるかどうかの分かれ道です。まっすぐ枠に平行に入れる為に、ゴムで仮止めをしました。慣れてくれば仮止めしなくても真っ直ぐ張れるようになります。
 
 

真っ直ぐに入った網
 
3の長辺部分を入れ込んで行きます。
この時ローラーの径の大きい方を網戸の内側にします。(こうすると溝にゴムを入れる時、内側を引っ張って網がより張ります)
左手で網を横に引っぱり(ほどほどに:程度の説明が難しい)その引っ張った手の分だけローラーを転がして網を入れます。ずらしながら最後まで入れていきます。
網戸張り替え7

コツ この時、網戸の横のたるみを取る感じで横に引っ張ります。縦のたるみも取ろうと斜めに引っ張ると失敗します。縦のたるみは、次の4の短辺をやる時に取ります。
 
3が終わったら4も同じ要領で左手で引っ張ってたるみを取りながらゴムビートを入れ込んで行きます。
網戸張り替え8

最後ゴムビートが伸びて余ったら切って長さを調節して下さい。
 
もし、最後たわんでしまった時は
網戸張り替え9

最後の部分で網が余った時
 
少しだけゴムビートを外して引っぱり、入れ直します。
網戸張り替え10

網戸張り替え11

網のたわみが無くなりました。
 
網戸張り替え12
 
網戸カット

 
張りが弱くてたわんでいたり曲がっていたら、ゴムビートを外して引っぱり直しましょう。
カッターで余分な網を切ります。押さえのゴムビートの際にカッターの刃を添えて、枠に刃を当て切って行きます。網を傷つけない様に注意しましょう。刃は良く切れる刃を使って下さい。
 
網戸の張り替え、完成です。
もし、網が少したわんでいたらドライヤーで熱風をかけると網が縮んでピンと張ります。
 
ここでは、1→2→3→4とぐるっと一周する様に網戸を張るやり方を説明しましたが、1→3→2→4と先に長辺だけ決めてしまって、その次に短辺2辺やる網戸の張り方もあります。やる事は一緒です。ただこの場合押さえのゴムビートを2つに切って作業します。
 
 
 
 

 
5、網戸の補修

 
 網戸の小さな穴なら補修方法がいくらかあります。
1、マニキュアを使う。透明なマニキュアを穴にたっぷり塗り付けると、乾いて穴を塞いでくれます。
2、網戸補修用のネットを貼る。網柄のシールタイプや、小さな網をビニール用接着剤で貼る。
3、細いてぐすを、縦糸と横糸、交互に通して穴を塞ぐ。
 
 穴があいたら、早めに補修か網戸の張り替えをしましょう。



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